私の長男は、2022年3月末で大学を卒業しました。
当初は大学院へ進学する予定でしたが、なぜか、大学院への進学はしませんでした。
理由を聞こうとした時もありましたが、深い理由があっての大学院進学取りやめだと思ったので、聞くことはしませんでした。
アルバイトをしつつも生花店に就職
ゴルフ練習場や毎週木曜日には塾でアルバイトをしていた長男。
その後(2022年8月頃)、生花店への就職が決まります。
自宅から自転車で30分ほどの生花店を気に入ったらしく、毎日、楽しんで仕事をしておりました。
しかし、9月の中旬に「退職する」と言い出したのです。
理由は深く聞きませんでしたが、長男が決めたこと。私は口出しはしませんでした。
突然、「公務員試験を受ける」と
ある日、突然、「公務員試験を受ける」と言いました。
生花店で働いていた時は、「いつか自分の店を持ちたい」と話していましたし、それ以前は「カフェでも開こうかな」と言っていた時もありました。
ですから、私の頭の中には「公務員」というワードがありません。
なんでまた公務員?と思いましたが、まあ、長男が決めたことですから口出しはしません。
しかし、公務員試験となるとちょっとやそっとの勉強で受かることはありません。
試験日まで約半年。
どうやって勉強するのだろう、と思いながら見守ってきました。
基本、宅勉。模試は予備校
長男の勉強は、基本は宅勉。
つまり、自宅で勉強するのです。独学ですから勉強の方向性は自分で決めなければいけません。
方向性が正しいのか?など、独学は不安との闘いでもあるのです。
しかし、公務員試験の予備校に通うのにはお金が必要です。
我が家にはそのようなお金はありませんから、しょうがないですね。
ただ、予備校の模擬試験は受けていました。
模擬試験と言っても「会場」に行くのではありません。
自宅で回答するのです。その回答を予備校に送って添削してもらう。
このような日々が続きました。
今でも勉強を続けている
長男は(2023年)4月末に東京都の採用試験を受けました。
結果は6月頃わかるのですが、国と横浜市の試験も受けるようです。
この二つの試験はこれからなので、まだ、試験勉強を続けています。
親としては「憲法」を勉強してほしい
長男は一般職ではなく、専門職の受験勉強をしています。
ですから、法律については一般教養の範囲で、判例を暗記する勉強です。
ただ、親としては、公務員になろうとしているのだから、憲法を勉強してほしいと思っています。
まあ、親の思う通りにはいきませんが。
おわりに
試験ですし、採用人数も決まっているので、合格するかどうかわかりません。
ですが、この間の勉強は無駄にはならないはず。
大学進学までは(不登校の時期は除いて)順調に歩みを進めてきた長男。
大学卒業後は、なかなか進路が定まりませんが、納得のいく人生を歩んでほしいです。