ある時、子供が「学校に行きたくない」と言い始めたら焦りますよね。
直接に「行きたくない」と言うならわかりやすいです。
でも、「朝起きることができない」「何となく準備が遅れる」などの現れ方だと、「何やってんの?」とイラッとします。
不登校に至る経過は子供しかわかりませんが、その時親としてどう接するのか迷います。
小学高学年で不登校に
長女は小学高学年で不登校になりました。
長男は小学1年生で不登校になったのですが、長女は高学年です。
これまで順調に通学していたのに「なぜ?」と思いました。
とにかく長女の希望通りにした
不登校になったからといって、何も親の育て方が悪いなどと考える必要はありません。
ですが、それと同様に子供を責めてもいけません。
私はとにかく長女のしたいようにさせました。
反対に、妻はなんとか学校に行かせようとしていましたが、逆効果でした。
私は、休みたければ休めばいい、といって長女の希望通りに接するようにしました。
親の考えを押し付けない
不登校になると、何とかして学校に行かせようとします。
でも、子供なりの理由があって不登校になっているのです。
ですから、その原因を取り除くこと。
これまで頑張って学校に行っていた疲れが溜まっていること。
この二つを最低限クリアしないといけません。
ましてや親の考えを押し付けることはよくありません。
モレスキンのノートを渡した
ある時、私は長女にモレスキンのノートを渡しました。
「日記ではないけれど、なんでも書いていいから」と。
長女にかけた言葉は、この一言だけです。
この一言の他は、学校に関すること、友達関係などについて言及したことはありません。
学校の対応も良かった
学校の対応も良かったです。
無理に登校させようとはしないで、長女のペースを尊重しました。
また、卒業式は長女一人のために、体育館で行っていただきました。
そして、中学校の先生に引き継ぎまでしてくれたのです。
中学進学と共に不登校は解消された
卒業式も出席できなかったのですが、中学校に進学してから不登校は解消されました。
私としては、中学も当然、不登校だろうなと思っていました。
しかし、私の予想を嬉しい方向に裏切ってくれました。
なぜ、不登校が解消したのか、今も疑問です。
その後は、不登校になることもなく、高校、大学へと進学しました。
最後に
不登校になるにはそれなりの理由があります。
また、不登校を解消するのには、また理由があります。
100人いれば100通りの不登校化と解決方法があります。
いずれにしても、無理に学校に行かせようとしない、親の考えを押し付けない、が大事だと思います。